こんにちは!ようやく春到来ですね~。

いつの季節も自然豊かな宮崎は美しいのですが、この時期、特に心打たれる景色があります。
それは、新緑が芽吹く山並みの中にポツポツと、ドットを描いたように咲く山桜の姿です。
あの誰の手も届かないような遠いところに咲いている山桜を見ると、綺麗だなーって素直に思うと同時にその強さに感動すら覚えてしまいます。
誰の手も借りずに毎年必ず花を咲かせ、そして人知れず散っていく。。。
ソメイヨシノのような華やかな美しさとはまた違った美しさを持っているなと思うのです。
こういった何気ない景色の積み重ねが心の里(風景)になっていくのかな。。。なんて思ったりします。

桜の季節は、始まりの季節=入学式の季節でもありますね。
さて、今日は英語教育に関するちょっと真面目なお話しをしてみたいと思います。

日本においての英語教育方法や位置づけはニュースや新聞にも頻繁に上がるトピックですが、最近では文部科学省から発表された新しい方針が話題になりました。
それは、オリンピックが開催される2020年度を目標に英語教育が大きく変わるというものです。

例えば…

  1. 現在、小学5,6年生を対象とした「外国語活動」(主に英語に親しむのが目的で成績評価はなし)は、小学3,4年に前倒しに
  2. 小学5,6年生は週3回、正式な「英語教科」として授業開始
    基本的な読み書き、文法の導入、成績評価を受けることに(検定教科書の使用や英検受験の推進) ⇒その為には担任指導ではなく、専門教員が主体となっての指導が考えられている
  3. 私立中学校入試に英語科目を導入
    既に首都圏を中心に始まっており、今年は32校が実施決定の様子。ちなみに試験のレベルは英検5~3級(中には英検準2級という恐ろしいレベルもあるとか!)
  4. 大学入試においては、2020年を目標にセンター試験を取りやめる方向

今現在ある、読む、聞く の2技能試験から4技能(読み、聞くに加え、書く、話すが追加)に変更し、TOEFLTEAP (上智大学と英検が共同開発中)などの民間試験の活用も検討中

などなど、あと5年で実際に日本の英語教育がどこまで変われるのかギモンな点もあるのですが、それでも何かしら変わっていくのは確かだと思います。

私も日本の中学、高校で日本式の英語を勉強し、東京での社会人経験後渡米し、アメリカ式の方法でも英語を学んだわけですが、だからこそ日本の教育の良い面と、今後変えていくべき課題点というものが少し分かるような気がします。
日本の教育の素晴らしいところは、世界的に見ても英文法の指導がしっかりしていることや語彙の習得の高さなのではないでしょうか。
その反面、それが実生活でまったくと言って良いほど生かしきれていない。。。なぜなのでしょう?
それは教室で学んでいる事が暗記を中心に行われていることと、実社会での生活とがまったく別個のものとして扱われ、つながりを持っていないからなのではないかと思います。

一方、アメリカでは英語のクラスに限らず、どんなクラスも必ずディスカッションがあったり、発表があったりと生徒主体でクラスが動いていくものがほとんどだったと思います。(だからこそ苦労もしたのですが。。。汗)
どのクラスも生徒が積極的にガンガン先生に質問し、中には私と同じような海外からの留学生や他国から移民してきた生徒たちもいたのですが、彼らは文法などのちょっとした間違いや、表現を正確に知らなくても人前で堂々と意思表示をし、しかもきちんと意思疎通を図っています。
初めは、驚きというかカルチャーショックで声も上げられなかったのですが、いやはやクラス内では様々な意見が飛び交い、そして必ずしも「1つの正解」を述べることが求められているのではなく、「どんな意見をもまず受け入れ、みんなでシェアして、また考えてみる」というやり方に妙に納得できた自分がいました。
一部の理解出来ている生徒のみを対象にした講義なのではなく、全員参加型のクラス。
そしてそれにより私は、「英語」習得が目標ではなく、英語という言葉を使って物事を考えたり伝えるというトレーニングが出来たと思っています。

英語や英会話をここ宮崎で教えていますが、まず第一に私の中での英語の位置づけはやはり「教科」ではなく「言語」なんです。
それが例えTOEICやTOEFLなどの資格試験対策を教えている時もです。
実際に、多くの国々で話されている生きた言葉。だから私の中では呼吸をしている生き物を扱っているような感覚に近いというか。。。
こんな事を言ったらもしかしたら叱られてしまうかもしれないし、講師なのに矛盾していると言われてしまうかもしれませんが、1枚の紙切れの試験でその能力を正確には測り取れないとも思っている自分がいます。
ある程度の参考にはなるけれど、それが全てではない。
数字や評価を追いかけるのが目標なのではなく、英語という「ツール」を身につけて、各々が考えたり、意見交換したりする力を身につけて欲しいと願って止まない自分がいます。
そう、それは山の中に自力でポツポツと咲く山桜のような力強い姿に似ているかもしれません:)

だからこそ英語嫌いの生徒を生む前に、いかに英語好きを増やせるか、それが私の中での関心事だったりします。
好きなものに対しては人はオープンになれるから。

あ、最後になりましたが、2015年度4月クラスがもうすぐ始まります!いつでも無料体験レッスン実施中ですので、お気軽にお声掛けくださいね。